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株式会社ナカムラは兵庫県の地場産業のマッチ(燐寸)を、明治43年の創業から神戸市長田区において100年ずっと守り続けてきました。 これからも企画発信型のマッチ製造メーカーとして、日本のマッチ文化を伝え続けます。
マッチ製品案内

ナカムラマッチ純正・並型(12箱)

ナカムラマッチ純正の並型マッチ12箱ワンパックです。

ナカムラマッチ純正徳用マッチ

ナカムラマッチ純正の徳用マッチです。

ピース印 アウトドア・スチール缶マッチ(一缶)

ナカムラマッチが開発した防災用スチール缶マッチ !!
災害に備えて長期保管が可能な缶入マッチです。

ポケット缶マッチ・ピース印

ナカムラマッチ・ピース印(通常マッチ棒)。耐久性のあるスライド式アルミケースに入っていますので外部からの湿気対策を強化しています。


オリジナルマッチナカムラマッチでは、企画・デザイン・制作を含めた商品プランやオーダーメイドマッチ。
少ロットからのオリジナルマッチ(缶&箱&防災グッズ...その他)を承ります。
詳細は当社までご連絡ください。

楽天ナカムラマッチ日本燐寸工業会神戸セレクション神戸セレクションとは、神戸の産業の中から良質でお洒落な神戸らしい商品を発掘、選定し新たな神戸ブランドの創出を目指すものです。
■販売店舗・代理店のご案内です。
ー下記の取り扱い販売店でご購入いただけます。
神戸 北野工房マッチ棒
ひようごふるさと館(神戸阪急新館5階)

缶マッチ用の張り替え側薬シール(1枚-8ラベル)を販売中です。 代金は1シート@550円税込の切手と、返信封筒に住所等記載の上、返信切手を貼り付けてください。

推奨-返信封筒サイズは長3型定型封筒 120×235㎜を同封ください。

2こまッチマッチメーカーズ無地シリーズレトロ缶マッチ

マッチの話


マッチ(漢字表記-燐寸 英-Match)とは
 マッチとは、木製の細くて短い棒の先端に発火性の混合物 頭薬(塩素酸カリウム、硫黄、松脂、ガラス粉、etc)をつけた軸木・マッチ棒と、マッチ箱の側面に塗布された側薬(赤燐、硫化アンチモン、酢酸ビニール樹脂エマルジョン、etc)を擦り合わせて発火・火を得ることができる日常品として使用するための道具です。マッチ軸の燃焼後の残火を防止するインプル加工剤として、リン酸水素ニアンモニウムを浸漬された加工済みの軸木は、燃焼後も、炭素化した燃え滓軸が折れて下に落ちることはありません。
マッチの発明・歴史
 マッチの発明は、遠いむかしの17世紀に燐(りん)の発見から始まって、発火温度の低い燐の性質を活用することでようやく19世紀にヨーロッパで火をつける発火具が発明されました。火は人間の生活にとって不可欠なものでも扱いづらい危険な存在、発火具の開発、実用化については試行錯誤の連続であったようです。ヨーロッパの各国で化学の延長として研究開発がなされた結果、記録として有名なものは1827年、イギリスの薬剤師J.ウォーカー(John Walker)が発明したフリクションライト(Friction Lights)とも呼ばれた摩擦マッチがあります。このウォーカーマッチはイギリスのサムエル. ジョーンズ(S. Jones)によってルシファーマッチ(Lucifers)の名で製品化し、販売されました。さらに外箱の上にサンドペーパーを貼付けた製品をコングリーブマッチ(Congreves)と名付けて売り出しました。見かけは現在のものに近いが火つきは悪く、火がつくと飛び散り、二酸化硫黄(イオウ)の悪臭もするという今から見ると欠点だらけでした。この欠点を改善したのが黄燐を使っての摩擦マッチだった。黄りんは強い毒性を持ち、発火点も異常に低く扱いづらい物質であったが、1831年、フランスの化学者C. ソーリア(Charles Sauria)は、その発火点の低さを利用して発火剤として取り入れ、塩素酸カリウム、硫黄のほか摩擦剤としてガラス粉を使いこれらを膠(にかわ)で練ったものをマッチ軸としてみたところ、これまでのマッチとは違い、火つきが良く、どこで擦っても発火するマッチとして評判となりました。問題を抱えた黄りんマッチに代わる新たな開発が待たれるなか、同じ燐でも自然発火温度が高く、毒性もない赤みを帯びた赤りんが1845年、オーストリアのA .V .シュロッター(Anton Von Schrötter)によって発見されました。 そして、1855年、スウェーデン、イェンシェピング社のJ. E. ルンドストレーム(Johan Edvard Lundström)によって発火剤と燃焼剤を分離させた安全マッチ(Safety Strike on Box Match)が発明されました。 この分離発火型の安全マッチは、頭薬(とうやく)(塩酸化カリウム、硫黄、ガラス粉を膠で練ったもの)を塗ったマッチ軸を赤りんが塗ってある側薬(そくやく)(箱の側面)にこすりつけて発火させる現在のマッチに近いかたちで、イェンシェピング社はこの特許を取りこれ以後、「スウェーデン式安全マッチ」として世界に君臨、マッチ大国を作り上げることになります。 同じ時期にドイツのB. ボッドガー(B. Böttger)も分離発火型の安全マッチを考えつき特許を取得し、それをイギリスのブライアント・アンド・メイ社(Bryant & May)が1865年に買取り、製造販売を始めました。
1869年、フランスのG. ルモアン(G. Lemoine)が黄りんに代わる物質として、毒性もなく、100℃で自然発火する硫化燐を発見し、1898年にようやくマッチとして商品化されました。
西洋化学の発展によって安全マッチが発明されたことでヨーロッパのマッチ産業は盛んとなり、世界へ向けて絶対的優位な立場を築きあげました。その時、日本はまだ明治をも迎えてなくてー1875年にあたる明治8年、清水 誠によりようやく試作に成功し、1875年4月に東京で製造販売を開始しますそれが新燧社の起源とになります。

出典:Wikipedia-マッチ:一般社団法人日本燐寸工業会-マッチの世界-西洋科学からマッチの発明へ 

マッチ箱のバラエティー
 現在標準である安全マッチ・Safety Matchとは、マッチ棒先端の頭薬と側薬を擦り合わせることで発火することの出来る摩擦マッチのことで、マッチに使われる軸木の木とマッチ箱の紙、そして頭薬および側薬のマッチ用薬品・主要薬品が原料として製造されています。火災予防やその他日常品における安全基準は厳格に守られ、製品製造の基準は株式会社ナカムラの製品安全データシートをご確認ください。

  商品化されたマッチの種類はバラエティーに富んでいます。軸が厚紙製のブックマッチや、側薬がいらない硫化りんマッチ(Strike Anywhere Matches)つまり西部劇でおなじみのロウマッチとか、長期保存性・防水性の高い缶入りマッチや、BBQなどの炭の着火用に長い軸木-マッチ棒とか。現在日本で製造販売されているマッチの多くは、軸が木製(ポプラ、シナノキ、サワグルミ、エゾマツ、トドマツの間伐材)で、側薬が塗られた紙製の箱・マッチ箱に収められている商品がメインとなります。
ここでは標準的なマッチ箱の仕様・サイズを表記いたします。企画・デザイン・制作を含めたオリジナルマッチ商品プランも承っておりますので、オーダーメイドマッチなどの参考にご活用ください。

小平型サイズ

小平型マッチのサイズは56x23x7mm、マッチ棒本数-約10本です。

寸2型(平型)サイズ

寸2型(平型)マッチのサイズは56x35x9mm、マッチ棒本数-約22本です。

並型サイズ

並型マッチのサイズは56x35x17mm、マッチ棒本数-約44本です。

オーダーマッチ寸法表